悠仁さまの作文「小笠原諸島を訪ねて」は、賞を主催する北九州市立文学館のホームページで閲覧が可能。諸島の成り立ちについて、こうお書きになっている。
〈小笠原諸島は、火山が隆起してできた島で、一度も大陸と陸続きになったことがない「海洋島」です。では、こうした島の生き物は、どのようにして島々にたどり着いたのでしょうか〉
一方、12年刊行のガイドブック『世界遺産 小笠原』(JTBパブリッシング)には、
〈小笠原諸島は、火山が隆起してできた島で、一度も大陸と陸続きになったことがない。こうした島を海洋島という〉(11ページ)
〈(小笠原諸島に)生きものたちはいったいどのようにしてたどり着いたのだろうか〉(12ページ)
と、悠仁さまの作文にそっくりの記述があるのだ。
極め付きは、その直後の箇所である。悠仁さまの作文では、先の疑問に答えるような形で、こう続く。
〈あるものは海流に乗って運ばれ、あるものは風によって運ばれ、翼をもつものは自力で、あるいはそれに紛れて、三つのW、Wave(波)、Wind(風)、Wing(翼)によって、海を越えて小笠原の島々にたどり着き、環境に適応したものだけが生き残ることができました〉
中学2年生とは思えない、読む者の想像力をいや応なくかき立てる表現力。一方で、前出のガイドブックには以下のようにつづられている。
この記事皆さんはどう思われましたか。ではこのニュースを見た人々の反応を見ていきましょう。ちゃんと計画を立てて自分の実力で身の丈にあった目標を達成し自己実現するならばそれは大変素晴らしいことで、国民も納得し喜ぶ状況となると思う。しかしズルをして達成するのならノブレスオブリージュがないと国民にみなされても仕方ないと思う。教育上も良くないからこんなことはやめるべきだと思います。
自分の中高生の頃振り返ってみて、引用・剽窃についての厳しい指導があった記憶はないししっかりやっていた自信がない大学では厳しく言われるようにはなったが、卒論執筆時に教授から言われたのはせめて引用や文献提示だけでもしっかり出来る大人になってくれという事だったので、一般的な学生が当たり前に出来ている事かというと疑問一方で剽窃するのが国民の象徴というのは恥ずかしいので周りの大人にはしっかり指導してもらいたいし、賞を与える側も選ぶ時に気付かないといけないし判明したなら取り消さないといけないかと思う
公正で公平な日本社会を体現するべき彼らが盗作を疑われるようなことは断じてすべきではないと考えます。ズルは教育上良くないし、まして大人の入れ知恵なら問題だと思う。李下に冠を正さずということ諺もあるし、疑惑が出た以上入選を辞退した方が良いと思う。
引用元さえ明らかにしてれば全く何の問題もないんだけどね無断コピペは一番だめなんよ中学生とはいえただの学校の課題ではなくコンクールに出しているし、必ず添削する大人がいるはずだから、なにかしらの文献や参考資料から引っ張ってきた文章を使っているなら引用元を明らかにするように指導するべき
してないなら添削した大人の過失、指導されたのに引用元を明記しなかったのなら本人の過失ネットがないころの学生は実際の文献を読んでマーカーなり付箋なり貼って参考になる引用元を探したけど、今はネットでいくらでも文章をコピペできるし参考文献すら読まずにコピペでつなぎ合わせて課題提出とか普通にあるから年齢問わず高等教育受ける人はいかに引用元を明らかにしない行為が駄目なことであるか指導はするべきと思う
筑附に単願で挑むような秀才ならルールは当然理解できるとは思いますが、中学生本人だけの責にするのは、さすがに気の毒ですね。お立場上、周りが念には念を入れ確認すべきだったのでは。そもそも、国民と競うような物事に参加しないほうがいいのだと思います。学問やスポーツなど、切磋琢磨し合い高みを目指す国民を、みな平等に励まし見守るのがゆくゆくのお立場の役目なのでは。
25年ぐらい前のアメリカのプレップスクールでの出来事を思い出した。その学校では入学した時からレポートなどに他人の研究や書籍からの盗作は恥ずべきことで、これをやった場合は退学処分とする、とはっきり言われていた。ところが一人のアジアからの留学生がこれをやってしまい、実際に退学処分になった。国の親はこの子の将来に全てをかけていたので、必死に学校に泣きついて最終的には一年停学処分となった。しかしその子は懲りずに2度目の盗作をやってしまい、とうとう本当に退学になった。これは本当の話です。日本に帰国して学生のみならず大学教授や研究者等の盗作が多発していることに驚いたものだ。これは生涯にわたっての恥じるべき行為だということを、子供の時から徹底的に教えるべきである。中学生だからという問題ではない。
入選作文を読んだ時にこれは凄い想像力と表現力でこれだけ理路整然と豊かな言葉で中学生で類推できるなんてと感心した箇所がガイドブック引用アレンジ箇所もあったので少し残念です。学校で与えられた課題作文ならば許されるとしても公的なコンクールに出す作文には一般的にはコピペアレンジはどうなのでしょう。
今後は公募する側も作文応募規定に参考文献や引用がある場合は著作権法もあるため必ず明記することを応募者に周知徹底させる事が必要でしょう。スマホもパソコンもあるならば幼児や小学生でも簡単にコピペアレンジは可能です。