視察団団長の劉国熙(ユ・グクヒ)原子力安全委員長は空港で15分間ほど続いた取材陣との問答で「2021年8月から原子力安全技術院(KINS)専門家でタスクフォース(TF)を設けて検討した内容に基づき視察した」とし「ALPSとALPSを通過した汚染水を測定するK4タンク、K4タンクから出た汚染水を移す移送設備、希釈・放出設備、放射能化学分析室などを点検した」と説明した。東京電力の放出設備と計画に対する安全性を評価する日本原子力規制委員会についても「評価現況などを把握し、使用前に検査をすることが多く残っていることを確認した」と伝えた。
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「異常状況発生時の日本側の放出中断案を確認したか」という質問に対し、劉団長は「問題発生時の遮断が可能かは最も重点的に点検した部分の一つ」とし「遮断バルブとこれを制御する装備の位置を確認し、確保した資料で追加分析する計画」と答えた。「最も懸念される部分が何か」という質問には「追加で分析を進めた後に話す」と言葉を控えた。視察団が現場点検後に追加で要請した資料はALPS設備点検と管理案、放射能化学分析室の核種データ処理段階に関する資料などだ。
一部から「試料を採取できなかった」という批判が出ていることに関しては、「すでに国際原子力機関(IAEA)が汚染水試料を3回採取し、我々もこれを持っている。福島沖の試料も持っていて分析している」と説明した。また「追加分析時間はどれほどかかるか話すのは難しい」とし、最終評価公開時期について「IAEA報告書を参考にするしかない。確定的に話すのは難しい」とした前日の発言を繰り返した。韓国と米国・フランス・スイスの専門家が福島汚染水放出と処理過程を検証したIAEA報告書は来月中に出るという。
ALPSは汚染水の放射性核種を除去する大型浄水設備。ALPS処理を終えた汚染水はK4タンクに貯蔵され、核種を測定する。その後、放出トンネル入口の汚染水貯蔵施設で海水に薄める過程を経て海底トンネルを通して海洋に放出される。日本メディアなどによると、日本政府は今年夏ごろ放出を始めるという予想だ。早ければ7月に始まり、2051年まで130万トンを放出する見通しだ。
日本はALPSで62核種を除去できると説明した。しかしトリチウムと炭素14の核種は除去できない。これに関し劉団長は24日、「希薄設備に関連してトリチウムを十分に希薄できるポンプ容量を備えているか、装備がどう機能するかを観察した」とし「ALPS処理前後の64核種の濃度に関する原資料も受け、今後これを分析する」と話した。
この記事皆さんはどう思われましたか。大変に熱心ですね。韓国国民の安全が最優先という事でしょう。しかし、なぜだか自国原発の処理水を分析しようという話が出ないのが不思議です。比較対象を提示できれば、より具体的で解りやすいじゃないですか。科学的な根拠を求めているんじゃないんですか?ではこのニュースを見た人々の反応を見ていきましょう。
IAEAより科学力があり素晴らしい測定器をお持ちなんでしょうか?確か福島の食品が危険だからと言う理由でガイガーカウンターを使って放射能測定をしていましたが、あれがスタートレックに出てくるトリコーダーみたいな装置なんでしょうね…また科学的根拠による比較対象として韓国側の原子力発電所から出る放出水のデーターも必要でしょう。
この人達も大変ですね。何言っても自国民に批判されるでしょうし。なんだったら自国の原発の放流水と、福島の処理水の数値を両方一緒に比較公表すればいいのに。そうすれば、処理水の安全性も理解できるでしょ。
「共に民主党」議員と各国国民にとって必要なのは、科学的データではなくメンタルケアだと思う。理屈は彼らも理解しているだろうが、それでも日本を信じることには大変な心理的・精神的苦痛があるのだろう。それが誰の仕事かは議論があるかもしれないが、このままでは埒が開かないと思う。
今回の視察で終わりではないとの事ですが、慰安の問題及び徴用工問題の様に永遠に継続するつもりですかね。国際的機関であるIAEAが承認しているの難癖日本としては理解に苦しみます。又、韓国の福島原発視察団で何を判明させることができるか疑問ですね。福島原発の処理水を視察し問題にする前に自国の月城原発の処理水と水質を比較してから難癖を付けるべきですね。
このまま輸入禁止で何の問題もない。輸出再開したところで微々たる金額しかならないんだから。韓国との協議や話し合いに労力コストをかけるより、他国への福島産や東北産の水産物輸出拡大に人的金銭的コストをかけた方がよほど効果的だと。福島の水産関係者も韓国への輸出など望んでいない、ガタガタ騒がれての風評被害を心配されている。輸入禁止のままでTPP加入認めずの方向性維持を。